Windows10 Spring Creators Update適用後に出るイベントID 2、10016について

Spring Creators Update(バージョン1803)を適用してから2ヶ月が経ちましたが、適用後当初から発生しているイベントID 2、10016エラーについて分かったことを報告します。

 


ログの名前: Microsoft-Windows-Kernel-EventTracing/Admin
ソース:   Kernel-EventTracing
イベントID:  2
説明文
次のエラーのため、セッション “Cloud Files Diagnostic Event Listener” を開始できませんでした: 0xC0000022

 

OneDriveをアンインストールするとエラーログは出なくなります。

アンインストールするとWindows Defenderセキュリティセンターにマークがつく(再起動すると消えます)ことから、下記のエラーと連動してるのかもしれません。

これはMicrosoft側の問題なので修正されるまで待つしかなさそうです。

特に問題を起こすものではないので無視で大丈夫です。

 


ログの名前: システム
ソース:   DistributedCOM
イベントID:  10016
説明文
Windows.SecurityCenter.WscBrokerManager
および APPID
利用不可
の COM サーバー アプリケーションに対するローカル起動のアクセス許可を、アプリケーション コンテナー 利用不可 SID (利用不可) で実行中のアドレス LocalHost (LRPC 使用) のユーザー NT AUTHORITY\SYSTEM SID (S-1-5-18) に与えることはできません。このセキュリティ アクセス許可は、コンポーネント サービス管理ツールを使って変更できます。

 

Windows Defenderセキュリティセンターの不具合ではないかと思われます。

このログが書き込まれるタイミングがセキュリティセンターに✅が付いた時。

ウイルスバスターをアンインストールしても同じなのでセキュリティソフトによるものではなさそうです。

説明文に利用不可とあるので、これもMicrosoft側の問題だと思われます。

とある記事に、次期バージョンからセキュリティソフトは「保護されたプログラム」でないとセキュリティセンターに認識されないようなことが書かれていたのでその関係でしょうか。

何はともあれ、これも修正されるまで無視で大丈夫です。

7月10日にWindowsアップデートを適用してから「Windows.SecurityCenter.WscCloudBackupProvider」というエラーログが出始めましたが、これもOneDriveをアンインストールすると出なくなります。

 


今回の大型アップデートはクリーンインストールすることもなく順調でしたが、やはり何かしら問題が発生してますね。

他で解決できないのがPowerShellのコマンドです。

Get-AppXPackage -AllUsers |Where-Object {$_.InstallLocation -like “*SystemApps*”} | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register “$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml”}

これを実行するとエラーが出ます。

2ヶ月間調べましたがわかりまてん。

解決できないので放置してます。

因みに、システムファイルチェッカーは実行しても問題は見つかりませんでした。

ということで、今日も「マジかよ!」「わかんねー!」という叫び声が部屋に響くのでありました。

以上、何か分かったらまた報告します。

 

W杯、フランス優勝おめでとうございます。

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