Windows 10 Creators Update後、起動時にイベント ID 37、7000エラーが出るようになった。

Anniversary Updateの時もそうでしたが、Creators Updateでも不明なエラーがイベントログに出るようになりました。

前回はクリーンインストールで解決しましたが、今回はクリーンインストールをしても同じエラーが出るので対処できるのか調べてみたいと思います。

 


エラーに3つ

ログの名前:  Microsoft-Windows-AppModel-Runtime/Admin
ソース:    AppModel-Runtime
イベントID: 37
説明文
AppContainer SID を登録できなかったため、AppContainer プロファイルがエラー 0x800700B7 で失敗しました。

AppContainerはWindows8以降に導入されたサンドボックス機能で、主にWindowsストアアプリの実行環境として使用されているものみたいです。

エラーコードは0x8007から始まってるので、Win32エラーコードだとわかります。

Win32 Error Codesで探してみると、「ファイルが既に存在する場合、ファイルを作成できません。」とのこと。

Windowsストアアプリに関係してそうですが、調べてもいまいちよく分かりません。

支障はなさそうなのでこのまましばらく様子を見ます。

追記:2017/10/18 解決済み
Fall Creators Update適用でエラーが出なくなりました。


ログの名前:  システム
ソース:    Service Control Manager
イベントID: 7000
説明文
tmumh サービスを、次のエラーが原因で開始できませんでした:
そのリビジョン レベルは認識されません。


このtmumhはTrend Micro UMHというものみたいで、ウイルスバスターを入れてるから出るエラーなのかな。

Trend Microのサポート情報を見たら、現在修正中とのこと。2017/05/16現在


修正が終わるまでこれも放置します。

2017/06/23現在 解決済み
パッチが適用されてエラーが出なくなりました。


ログの名前:  システム
ソース:    Service Control Manager
イベントID: 7000
説明文
CldFlt サービスを、次のエラーが原因で開始できませんでした:
この要求はサポートされていません。


これもよく分からないですが、Microsoftコミュニティを参考にエラーが出ないようにしました。

レジストリエディタを起動し、HKEY_LOCAL_MACHINE>SYSTEM>ControlSet001>Services>CldFltと辿ります。
右にあるStartをダブルクリックして値のデータを2から3に変更、OKをクリックしPCを再起動します。
これでエラーは書き込まれなくなります。

これはレジストリをいじってエラーを出さないだけなので抜本的解決にはなっていません。

追記:2017/10/18 解決済み
Fall Creators Update適用でエラーが出なくなりました。


警告に1つ

ログの名前:  Microsoft-Windows-User Device Registration/Admin
ソース:    User Device Registration
イベントID: 360
説明文
Windows Hello for Business provisioning will not be launched.
Device is AAD joined ( AADJ or DJ++ ): Not Tested
User has logged on with AAD credentials: No
Windows Hello for Business policy is enabled: Not Tested
Local computer meets Windows hello for business hardware requirements: Not Tested
User is not connected to the machine via Remote Desktop: Yes
User certificate for on premise auth policy is enabled: Not Tested
Machine is governed by none policy.


説明文を翻訳すると

ビジネスプロビジョニング用のWindows Helloは起動されません。
デバイスがAADに参加している(AADJまたはDJ ++):未テスト
ユーザーはAAD資格情報でログオンしています:いいえ
Windows Hello for Businessポリシーが有効になっている:未テスト
ローカルコンピュータは、ビジネスハードウェア要件のためにWindowsを満たしています:未テスト
ユーザーがリモートデスクトップ経由でマシンに接続していない:はい
オンプレミス認証ポリシーのユーザー証明書が有効です。未テスト
マシンはnone policyによって管理されます。

生体認証を利用したAAD=Azure Active Directoryの確認?

Azure Active Directoryも利用してないし、指紋リーダーや顔認証用のカメラもないので警告として出るのかもしれません。

企業の社内ネットワークで使うようなサービスなので放置します。

他に、dism /online /cleanup-image /restorehealth コマンドを実行するとエラーが発生してましたが、いつの間にかエラーなく実行できるようになってました。

今のところ通常使用するには支障がないのでこのまま放置し、解決策が見つかるか修正がされるか追って様子を見ることにします。

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